神田駅東口から徒歩1分の不妊治療専門クリニック

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PFC-FD™療法

Medical

Medical難治性不妊に対する
血小板由来因子濃縮物
(PFC-FD™)を用いた
不妊治療

PFC-FD™は、セルソースの提供する商標です。

PFC-FD™療法とは

2020年5月より難治性不妊に対するPFC-FD™療法を開始しました。

血小板由来因子濃縮物(PFC-FD™)を使った不妊治療とは、患者様自身の血液から抽出した血小板由来の成長因子を子宮内に注入する方法です。

PRP(多血小板血漿、platelet-rich plasma)療法では、血小板そのものを子宮内に注入しますが、PFC-FD™療法では血小板から抽出した成長因子のみを注入します。同量の血液から作成した場合、PFC-FD™にはPRPに比べ約2倍の成長因子(PDGF、TGF-β、VEGF、EGF、FGF、HGF、IGF-1)が含まれています。これらの成長因子が細胞の成長や免疫に関わることで子宮内膜が十分に厚くなることが期待でき、そのことにより受精卵が着床する可能性が高くなると考えられています。

対象

不妊治療中で凍結融解胚移植をご予定の方を対象とした治療となります。
ご希望の方はどなたでも治療可能ですが、複数回の胚移植不成功の方が主な対象となります。

方法

患者様の前腕から静脈血を49ml採取し、外注先(セルソース株式会社)に製造委託します。3週間後、フリーズドライ化されたPFC-FD™が届きます(有効期間6ヶ月)。PFC-FD™を生理食塩水1mlで溶解し、人工授精用カテーテルで子宮内に注入します。

基本的な投与スケジュール

Step1注入

月経周期(月経が始まった日が1日目)の10日目、12日目にPFC-FD™を子宮内に注入します。
(12日目の2回目は患者様の希望で省略することができます)

Step2測定

月経周期の14日目に子宮内膜の厚さを経腟エコーで測定します。

Step3胚移植

月経周期の17日目から19日目頃に胚移植を行います。

費用

保険適用外の治療法となり、1回法は140,800円、2回法は162,800円(税込)となります。

メリット

PFC-FD™には成長因子が多く含まれていることから、子宮内に注入することで子宮内膜が厚くなり、受精卵が着床しやすくなることが期待できます。

デメリット

約50mlの採血が必要となります。通常の献血量である200ml、400mlに比べると少量であり比較的安全性の高い処置だと考えられますが、ごく稀に気分不良、吐き気、めまいを生じる場合があります。また、採血したところに一時的な痛みや腫れ、皮下出血を伴うことがあります。これらの症状が起きた場合には最善の処置を行います。
全ての方に効果があるとは限らず、胚移植まで至らない場合もあります。
不妊治療の成否には様々な要因が関わっているため、この治療だけで不妊治療の成否を判断することは出来ません。
作製したPFC-FD™が規格を満たさない場合や、作製途中で発生した問題により作製が完了しなかった場合など、採血を行ったにもかかわらず治療ができない場合があります。

その他

ホルモン補充周期、自然排卵周期どちらでもPFC-FD™投与は可能です。
麻酔薬や抗生物質に対するアレルギーを起こしたことのある方は、この治療を受けることができません。
この治療にあたって、ヒトゲノム・遺伝子解析は行いません。また、採取した血液や作製したPFC-FD™を今後、別の治療や研究に用いることはありません。