スクリーニング検査で特に問題のない方は、排卵期に合わせて性交渉を持つタイミング法から開始することが可能です。もっとも自然な妊娠に近く、ご夫婦にとって負担の少ない方法です。
超音波で排卵日を予測しますのでより正確にタイミングを合わせることができます。
一般不妊治療
Medical
神田駅東口から徒歩1分の不妊治療専門クリニック
日本産婦人科学会生殖補助医療実施登録機関・特定不妊治療助成事業指定医療機関
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スクリーニング検査で特に問題のない方は、排卵期に合わせて性交渉を持つタイミング法から開始することが可能です。もっとも自然な妊娠に近く、ご夫婦にとって負担の少ない方法です。
超音波で排卵日を予測しますのでより正確にタイミングを合わせることができます。
月経が28~32日周期の場合、月経開始後12~14日頃にご来院いただきます。
超音波検査で、卵胞(卵子が入ってる袋状の組織)の大きさを計測し、排卵日を予測します。排卵予測日は、一番大きな卵胞(主席卵胞)が18~20ミリを超えると思われる日になります。尿検査を適宜併用しより正確な予想を目指します。妊娠しやすいのは、排卵前々日から排卵日にかけての3日間といわれています。
予定日から1週間程度月経が遅れた場合は、妊娠反応を確認します。残念ながら月経が来てしまった場合は、再度タイミングをみていくことになります。
排卵障害がある場合には、薬剤を使用します。
軽度の排卵障害には、内服の排卵誘発剤から使用し、無効の場合は注射の排卵誘発剤を使用します。内服や注射の排卵誘発剤には数種類あり、使い方も体質に応じて、いくつかのバリエーションがあります。
多胎妊娠や卵巣過剰刺激症候群を予防するため、経腟超音波検査を随時行いながら、慎重に治療を行います。
排卵日に合わせて、ご主人に精液を採取していただき、精液を調整して良好な運動精子を集め、子宮内に注入する方法です。人工授精は、精子が少ない、運動率が低い、フーナーテストが不良である、性交障害がある、などの場合に適応となります。タイミング法と併用していただいても構いません。当院では良好運動精子を出来るだけ多く回収するために、専用の精子調整液を使用して、遠心分離、洗浄濃縮後に人工授精を行っています。
「人工」といっても、人工なのは子宮内に精子を入れることだけで、そのあとは自然妊娠と同じです。人工授精で妊娠するには卵管が通っている必要がありますし、卵管内で自然な受精が起こらなければ妊娠することはできません。よって、赤ちゃんへの影響もなく、副作用もほとんどない自然妊娠やタイミング療法に近い治療法です。逆にいうと、体外受精のように飛躍的に妊娠率が上がるわけではなく、タイミング療法の1回あたりの妊娠率が約3-5%なのに比べて、人工授精の場合は約5-10%となります。
人工授精で妊娠する方の75%は3回まで、90%は5~6回までに妊娠されています。人工授精をある程度の回数行っても妊娠しない方で、それ以外の明らかな不妊原因がない場合、卵管采のピックアップ障害や受精障害などで卵管内での受精ができていないか、または卵子の質が低下してきている可能性などが考えられます。
特に女性の年齢が高い場合は、回数にこだわらず早めにステップアップを検討する必要があります。
生理が順調な方であれば通院する日は、2日間のみです。
(1)排卵前に一度いらしていただき、(2)人工受精当日に来院となります。排卵誘発剤を使用している方や排卵日が1度の診察では推定できない場合、人工授精後の排卵確認をご希望の方は、数回の通院が必要となります。
人工授精は通常、保険診療になります。
費用 | ¥5,460(自費診療の場合、¥25,000) |
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