神田駅東口から徒歩1分の不妊治療・婦人科

日本産婦人科学会生殖補助医療実施登録機関・特定不妊治療助成事業指定医療機関

  • tel03-6206-0065予約優先制
  • 〒101-0044東京都千代田区鍛冶町2-8-6 メディカルプライム神田6F
MENU

可能な検査

Medical

Medical可能な検査

超音波検査

超音波検査

経腟的に超音波検査を行うことによって、子宮筋腫、子宮内膜症あるいは卵巣腫瘍など骨盤内の異常の有無を調べることができます。
また、不妊治療においては卵胞発育の状態や子宮内膜の状態を知ることができ、排卵日の予測に有用です。排卵期には20mm程度の卵胞と8~10mm前後の子宮内膜が観察されます。

がん検診

子宮頚がん、子宮体がん、卵巣がんの検査に対応しています。

婦人科

*乳がん検診は外科領域のため当クリニックでは施行しておりません。

子宮頸がん精密検査

子宮頸がん検診の結果に異常があった場合に行う、コルポスコピー検査と組織診のことをいいます。

コルポスコピー検査

子宮頸部に酢酸を塗り、それによる変化を拡大鏡(コルポスコープ)で観察する検査です。

組織診

拡大鏡で観察したうえで、病変がありそうな部分から米粒の半分ほどの組織を2〜3箇所取り、どの段階か確定診断する検査です。特に麻酔を実施することなく実施でき、痛みは通常ほとんどありません。

組織診の偶発症

検査に伴う偶発症として、出血があります。
出血に対しては、止血剤の粉末を採取部位に塗布し、ガーゼ挿入による圧迫止血を行います。

子宮頸がん検診(細胞診)の検査結果の見方

結果(ベセスタ分類) 細胞診断 精密検査の内容
NILM 正常 がんを疑う細胞はない なし
ASC-US
(アスカス)
軽度の異常を疑う 軽度扁平上皮内病変の疑い ハイリスクHPV定性

陽性ならコルポスコピー、組織診
LSIL HPV感染軽度異形成 コルポスコピー・組織診
ASC-H 高度の異常(がん)を疑う 高度の扁平上皮病変の疑い コルポスコピー・組織診
HSIL 中等度異形成~微少浸潤がんの疑い
SCC 扁平上皮がん
  • 軽度異形成・中等度異形成は3~6ヶ月ごとの定期検診になります。
  • 組織診で、高度異形成(CIN3)・上皮内がん(CIS)・がんは手術の対象です。高度異形成と上皮内がんは部分切除(レーザー手術、円錐切除術)で済みますので、子宮を取らなければいけない浸潤がんになる前に見つけることが大切です。
  • 手術が必要な際は、迅速に手術可能施設にご紹介させていただきます。

おりもの検査

カンジダ膣炎クラミジア頚管炎淋菌感染症トリコモナス膣炎、一般細菌による細菌性膣炎などに対応しています。

ホルモン検査

内分泌(ホルモン)の乱れが生理の異常や不妊の原因になることがしばしばあります。ホルモン値は採血時期より変化しますので、月経開始後3~7日目までに行います。不妊治療の方には、AMH(抗ミュラー管ホルモン)も測定しています。
また、甲状腺機能異常が生理不順や不妊、流産の原因となることもあり、甲状腺ホルモンの血液検査も行います。

AMH

卵巣の中にどれくらいの数の卵子が残っているかを調べるための血液検査です。
女性は生まれる前にすべての卵子ができています。20歳で排卵する卵子は20年前に作られた卵子で、40歳で排卵する卵子は40年前に作られた卵子です。性成熟期になり排卵が始まると、毎月1個の排卵がある陰では、約1,000個の卵子がなくなっていきます。AMHは原始卵胞からすこし進んだ前胞状卵胞から分泌されるホルモンで、このホルモンと残っている卵子数はほぼ比例するため、残っている卵子の数を表す指標とされています。

またAMH値は卵巣に残っている卵子の数を示すだけで、妊娠のしやすさを示すものではありません。AMH値が0に近いのに自然妊娠される方も多くいらっしゃいます。ただAMHが非常に低い場合には閉経が早くなる可能性があり、ステップアップを急ぐ必要があります。
AMHは、体外受精を行う際にどのような卵巣刺激法を選択するかを決めるための非常に重要な指標になります。

性交後検査(ヒューナーテスト)

精子が子宮腔内に進入できるかを調べる検査です。性交後12時間以内に数時間後~翌日に子宮の入り口から頚管粘液を採取し、頚管粘液中に十分な数の運動精子が認められるか調べます。頚管粘液の状態がよければ、性交の数日後まで頚管粘液中に精子が泳いでいるのを観察できます。検査の痛みはありません。

子宮卵管造影検査

子宮卵管造影は造影剤を子宮内に注入し、造影剤が子宮から卵管を通り腹腔内に流れ出す様子をX線で観察する検査です。子宮内腔の形、卵管の通り具合、卵管の出口周囲や腹腔内の癒着の有無などがわかります。また、治療的な効果もあり、この検査後妊娠されることをよく経験します。
よく痛いと言われていますが、痛みを抑えるための工夫がいくつかあり、軽い生理痛(もしくはお腹が下痢で差し込んだときのような痛み)程度で終わる方がほとんです。

当クリニックでは、原則水溶性の造影剤を使用します。水溶性造影剤は油性造影剤に比べ、お腹の中に残留することはなく、甲状腺機能への影響も少ないとされています。すぐに妊娠された場合も胎児への影響はありません。
ヨードに対するアレルギーがある方、喘息をお持ちの方には行わず、卵管通水検査を行います。

卵管通水検査

超音波に映る液体を子宮内に注入し、液体が子宮から卵管を通り腹腔内に流れ出す様子を超音波検査で観察する検査です。X線を用いた検査に比べると精度は落ちますが、造影剤アレルギーのある方、喘息合併の方には行っています。

子宮鏡検査

子宮内に内視鏡を入れ子宮内腔の状態を確認する検査です。
慢性子宮内膜炎や子宮内膜ポリープがあると、受精卵の着床を障害し妊娠率を下げます。子宮鏡で治療が必要な子宮内膜炎やポリープが見つかった場合、必要な治療を行ってから不妊治療を開始・再開します。

子宮鏡下選択的卵管通水検査

子宮卵管造影検査で卵管閉塞と診断された場合に行う検査です。
外来で行い、所用時間は5分程度です。子宮腔内に生理食塩水を注入するため、検査中は軽い下腹痛を感じることがありますが、麻酔なしで行える検査です。 3mmの太さの子宮鏡を子宮内に進め、卵管に1mm弱の特殊なカテーテルを1cmほど挿入し、色素水を注入して卵管の通過性を調べます。子宮卵管造影検査で卵管起始部閉塞と診断された場合でも、この検査で卵管の通りが確認できることが少なくありません。

不育症検査

妊娠はするけれども、流産、死産を繰り返して赤ちゃんを得ることができない状態を不育症と呼びます。
一般的には2回以上連続した流産や、妊娠10週以降の原因不明の流産・死産を経験されたご夫婦が検査の対象となります。

流産は妊娠の10~20%に起こる妊娠最大の合併症です。2回連続して流産が起こる確率は4.2%、3回以上で0.9%と考えられます。日本では約3万人の不育症の方がいると推測されており、決して珍しいものではありません。
妊娠初期に起こる流産の約60~80%は受精卵の偶発的な異常(染色体異常)によっておこります。残念ながらこのタイプの流産を防ぐことは出来ません。年齢と共に流産の頻度が上昇しますが、偶発的なものですので次回の妊娠には影響しません。

しかしながら、不育症のご夫婦には、流産リスクを高める因子をお持ちの方がいます。リスク因子としては、内分泌代謝異常(ホルモン異常)、子宮形態異常、抗リン脂質抗体、血液凝固異常、夫婦染色体構造異常などが知られています。
ただし、リスク因子があるからと言って、100%流産や死産に至るというわけではありません。不育症と診断されても80%以上のご夫婦が生児を得ておられます。
検査には保険が適応される項目もありますが、自費診療となる項目もあります。

不育症の検査は、妊娠の影響を避けるため、流産後1~2回の月経が来てからの検査をお勧めします。
まずリスク因子の有無をチェックし、リスクがあればそのリスクに対応した治療を行います。
血液凝固異常や免疫異常を認める場合は、程度や流産歴に応じて低用量アスピリン単独療法や、低用量アスピリン+ヘパリン併用療法をお勧めします。
子宮形態異常を認めた場合は、その異常が流産のリスクとなっているか、手術が必要なのかなどを個別に判断いたします。手術が必要な場合、連携先の病院にご紹介いたします。

リスク因子を特に認めないご夫婦もしばしばいらっしゃいます。リスクを認めずご安心いただける方もおられますが、リスクがないことで、かえって不安になる方もいらっしゃいます。リスク因子のない方への薬物療法の有効性は現時点では示されておりません。このような方にはテンダーラビングケア(頻回に赤ちゃんのエコーをするなど)をお勧めしています。

着床関連検査

子宮内膜炎検査

近年、慢性子宮内膜炎と着床障害との関係が注目されています。慢性子宮内膜炎では、細菌感染などによる子宮内膜間質への形質細胞(CD138陽性細胞)の浸潤が見られます。内膜の組織を採取して、形質細胞(CD138陽性細胞)を特殊な染色で染める(免疫染色)ことで、慢性子宮内膜炎の診断がつきます。

  • 検査方法

    内診台で子宮内膜組織を採取します。痛みは通常麻酔なしで行える範囲です。
    検査時期は正確な診断を行うため月経終了後~排卵日前までに行います。

    *月経が終わっていない時期や不正出血がある時に検査を行った場合、血液中の形質細胞が検出されてしまう可能性があり、正確な結果が出ないことがあります。

  • 治療方法・治療薬

    CD138陽性細胞を複数認めた場合は、抗生剤治療を行います。
    第一選択薬 ビブラマイシン(テトラサイクリン系)

    *治療が必要となった場合は、内服治療後に治癒確認のための再検査が必要です。
    *治療後の再検査で、再度CD138陽性細胞が複数認められた場合は、ジプロキサン+フラジールを14日間内服します。

子宮内膜着床能検査(ERA)

体外受精で行う胚移植では、胚の受け入れ側、すなわち子宮内膜を着床可能な状態にしているつもりでも、必ずしも準備が整っていない場合があります。
ERA検査では融解胚移植を行う場合に、移植する日の子宮内膜が着床可能な状態にあるかどうかを、子宮内膜の遺伝子発現を調べることにより調べることができる検査です。

ERA検査結果より、20~30%近くの方の「着床の窓」が前後にずれているということが分かってきています。移植に最適な時期を特定した「個別化された胚移植」を実施することで、妊娠率が24%向上するといわれています。
ERA検査は結果が出るまでに2~3週間要します。検査結果によっては再検査、再々検査の場合もあります。なお、検査周期では検査だけを行いますので、移植は行いません。同じく着床の検査であるEMMAALICEと同時に検査することができます。

EMMA(子宮内膜マイクロバイオーム)検査)とは

EMMA検査は、子宮内膜の細菌の種類と量を測定し、子宮の細菌バランスが胚移植に最適な状態であるかどうかを調べるための検査です。

従来、受精卵が着床する子宮内は、「無菌状態である」と考えられていましたが、近年、子宮内にも細菌が存在していることが分かり、特に反復着床障害の方では、子宮内膜のラクトバチルス(乳酸菌の一種)の割合が妊娠率に大きく関わることがわかってきました。

  • EMMA検査の方法

    自然周期、ホルモン補充周期の移植の予定日に実施します。

  • EMMA検査の結果

    • 子宮内膜検体におけるラクトバチルスの割合
    • 子宮内膜検体から特に多く検出された細菌10種類の割合
    • 子宮内膜の細菌が正常(ラクトバチルスが多い)か、異常(ラクトバチルスが少なく、菌のバランスが悪かったり病原菌が存在する)か

    がわかります。ラクトバチルスが9割以上である方とそうでない方とでは、妊娠率・生児獲得率に大きな差があることが示唆されています。

    乳酸菌が優位でない場合には、適切な治療をご提案いたします。

ALICE検査とは

慢性子宮内膜炎は不妊症女性の30%、習慣性流産や着床不全女性の約66%が罹患しているといわれています。
ALICE検査は、従来の方法では特定することが難しかった慢性子宮内膜炎の原因菌を検出するための検査です。

慢性子宮内膜炎とは

子宮内膜炎は、子宮内膜に炎症が起きている病態のことで、細菌感染が主な原因です。
子宮内膜に炎症が起きても、月経時に子宮内膜がはがれると共に、炎症を起こしている細菌が体外へ出ていくことで自然に治る場合があります。このような一時的な炎症を急性子宮内膜炎と言います。

一方で、細菌が子宮内膜の深い層まで入ってしまうことがあります。この場合子宮内膜が作られる度に感染してしまうので、自然には治りません。これを慢性子宮内膜炎といいます。

  • ALICE検査の特徴

    慢性子宮内膜炎に自覚症状はほとんどなく、自分では分からないことがほとんです。そのうえ従来の検査では、正確でない場合や原因菌を特定できない場合があります。
    ALICE検査は、子宮内膜炎に関与していると言われる10種類の病原菌の有無や割合を調べることがでできます。

    検査結果で対処が必要な場合は、検出された病原菌に対する治療に必要な抗生物質やプロバイオティクスをご提案いたします。

料金について
各検査の費用は以下の通りとなっております。

ERA検査 ¥110,000(税別)
ERA検査+EMMA検査+ALICE検査 ¥150,000(税抜)
EMMA検査+ALICE検査 ¥100,000(税別)

感染症検査

妻や夫がB型肝炎、C型肝炎、梅毒、AIDSなどに感染していて妊娠すると、生まれてくる子どもが感染することがあります。また、院内感染予防のためにも当院にて人工授精や体外受精/顕微授精を希望される患者さまには、ご夫婦で感染症検査を受けていただきます(有効期限1年間)。

精液検査

精液検査により精液量、精子濃度、運動率、精子奇形率、白血球数を調べます。男性側に原因のある不妊は全体の40%以上を占めるので、精液検査は基本検査として早期に行っていただきたい検査です。
精液検査は2~7日間の禁欲期間で行います(それ以外は参考値となります)。