AMHが低いと言われたら妊娠できない?|神田ウィメンズクリニック|神田駅徒歩1分|女性医師による不妊治療・体外受精・卵子凍結

〒101-0044東京都千代田区鍛冶町2-8-6 メディカルプライム神田6F

03-6206-0065

予約優先制・初診は完全予約制
WEB予約
Instagram
院内

AMHが低いと言われたら妊娠できない?

AMHが低いと言われたら妊娠できない?|神田ウィメンズクリニック|神田駅徒歩1分|女性医師による不妊治療・体外受精・卵子凍結

2026年4月11日

「AMHが低いので妊娠は難しいですか?」というご相談は、外来でも多くいただきます。
AMH(抗ミュラー管ホルモン)は卵巣に残っている卵子の数の目安を示す指標ですが、妊娠できるかどうかを直接示す検査ではありません。そのため、AMHが低いからといって妊娠できないわけではありません。ほとんどゼロに近い数値でも自然妊娠・出産に至る方はおられます。また、卵子の質は主に年齢の影響を受けるため、AMHの値そのものが卵子の質を直接示すわけではありません

AMHが低い場合に問題となるのは、採卵で得られる卵子数が少なくなることが多い点です。採卵できた卵子のうち、実際に移植まで進める割合は、年齢や卵子・精子の質にもよりますが、おおよそ3分の1~5分の1程度とされています。そのため、タイミング法や人工授精を長期間繰り返すよりも、体外受精を早めに検討し、採卵機会を確保する方が合理的な場合もあります。

AMHはあくまで今後の治療戦略を考えるための指標です。数値だけで悲観する必要はありませんが、時間的余裕が限られる可能性があるため、適切なタイミングで治療方針を検討することが大切です。ご自身の年齢や卵巣予備能を踏まえ、無理のない範囲で最適な方法を一緒に考えていきましょう。

AMHが低くなる要因としては、加齢、喫煙、肥満、卵巣手術歴、子宮内膜症、放射線治療、化学療法などが知られています。ただし、これらに当てはまらない場合も多く、体質的な個人差もある検査です。現在のところ、AMHの数値そのものを増やす確立した方法はありませんが、ビタミンDサプリや規則正しい生活、適度な運動、十分な睡眠、禁煙などの生活習慣の見直しは、妊娠に向けた体づくりとして有用です。

また最近注目されているのがDHEA(デヒドロエピアンドロステロン)サプリです。これは体内で女性ホルモンや男性ホルモンの原料となるホルモンですが、日本では薬事法の関係で市販はされていません。当院でもこのホルモンが足りているか採血で評価し、必要がある方には個人輸入したDHEAサプリをお渡ししています。

TOP