体外受精（IVF）とは

培養を行った受精卵は凍結保存をすることで移植に最も適した時期に移植をしたり、期間を置いてから移植を行うことができます（凍結融解胚移植）。

体外受精について

体外受精前の準備

• 男女とも必ず禁煙を！精液検査が問題なくても、精子の質と妊娠率に影響します。
• 女性は葉酸（400μg/日）と採血で不足が判明した方はビタミンDのサプリ（メーカーは問いません）を服用してください。
• ご夫婦の感染症採血結果（1年以内）と住民票もしくは戸籍謄本（取得後3ヶ月以内・ご夫婦であることが証明できる記載のもの1通）が必要になります。事実婚の方は、それぞれの戸籍謄本が必要ですが、住民票に夫（未届）もしくは妻（未届）と記載されている場合は、住民票1通のご提出だけで構いません。
• 他院で体外受精をされていて、今後当院で保険での体外受精をご希望の場合は、①保険での移植を何回されたか、②凍結胚は何個あるか、③初回生殖補助医療管理料算定日はいつか、の3点が確認できる書類もしくは紹介状が必要となります。
• 保険適用でおこなう場合、初診時にお渡しする治療前確認書のご提出が必要です。
• 体外受精で妊娠・出産され、次のお子様を望まれる場合、出産（もしくは妊娠12週以降の流死産）の証明のため母子手帳のコピーと書類（治療前確認書、住民票もしくは戸籍謄本）の再提出が必要となります。

体外受精の流れ

体外受精では良質な成熟卵子をより多く採取することが妊娠率の向上へとつながります。そのため、可能な方には卵巣刺激をして卵胞を多く育てます。ただ、患者さまおひとりお一人、年齢や卵巣機能が異なり、また同じ患者さまでも周期ごとに卵巣のコンディションが変わります。患者さまのご希望も様々です。そのため、卵巣刺激をせずに完全自然周期で行う場合や低刺激周期とする場合もあります。

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  Step1
  卵巣刺激
  
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  Step2
  採卵
  
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  Step3
  受精
  
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  Step4
  胚培養
  
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  Step5
  胚凍結
  
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  Step6
  胚移植
  
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  Step7
  黄体補充
  
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  Step8
  妊娠判定